業務用エステ機器の安全性の確保とクオリティ維持。質や安全性はどう?

美容機器を購入するオーナーさんへ

公益財団法人 日本エステティック研究財団によると、年間約600件のエステティックによる健康被害のうち約3分の1がエステ機器によるものと推定されるということです。

平成27年度~平成29年度に厚生労働科学研究が行なった安全実証実験において、エステティックサロンで使用されている各種エステ機器について、通常の使用方法では安全に施術ができることが確認されています。

それでは、なぜ年間約600件もの健康被害が訴えられているのでしょうか。

エステ機器による健康被害の原因

エステ機器の安全性は確認されているにもかかわらず、健康被害を訴えるお客さまが後を絶たない原因は、使用方法にあります。

間違った使い方をしたり、お客さまからのオーダーで出力を上げすぎたりすることで、健康被害を引き起こす可能性があるのです。
またお客さまのその日のコンディションによっては、通常の使い方をしていても健康被害を引き起こす可能性があります。

エステ機器の安全性を確保し、施術のクオリティを維持するために

エステティックサロンで施術に使用されるエステ機器には、医療機器のように規制があるわけではありません。

オーナーの責任の元で、機器の安全性を確保し、クオリティ維持に努めなくてはなりません
ここでは、そのための注意点についてご紹介いたします。

業務用エステ機器購入時の注意点

エステ機器購入の際には、安全性・操作性・性能・品質・アフターフォローの5つの点に注意して購入するようにしましょう。

商品に表示されている効果やセールスマンの説明をうのみにせず、自身の目でしっかりと確認することが大切です。
表示されている広告などには、大げさな表現が多く使われている場合があるので注意が必要です。
体験会などで実際に操作してみることをおすすめします。

また購入先は、信用できるところを選びましょう。
アフターフォローをしてもらえるかどうかも重要なポイントです。

業務用エステ機器を使用する時の注意点

メーカーによる導入講習会があれば、参加することをおすすめします。
正しい使用方法をしていないと、効果を得られないばかりか、お客さまの健康に害を及ぼすこともあります。
正しい使い方をするためにも、少なくてもサロンスタッフの一人は受けるようにし、その後、サロン内研修を行なうようにしましょう。

日々の使用時にも注意が必要です。
始業前の作動チェックは必ず行ない、おかしな動作が少しでもある場合には使用を取りやめて下さい。
また施術中に、お客さまから違和感を訴えられたら、すぐに施術を中止するようにしましょう。

お客さまのカウンセリングにも十分時間をかけて、しっかり行なうことが大切です。
特にお客さまのその日のコンディションや既往歴などは、毎回きちんと確認をするように心がけることをサロン内で徹底するようにしましょう。

まとめ

エステティックサロンにとって、業務用エステ機器は大変重要な役割を果たしています。
それだけに、お客さまへ与える影響も大きいのは確かです。
日々の業務をこなしていくうちに、そんな初歩的かつ重要なことを私たちは忘れがちです。
再度、業務用エステ機器の重要性を認識し、安全かつクオリティ維持にために最善を尽くしましょう

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